星と暦の研究室

奇門遁甲

いまこの時間の盤と、
8つの方角にめぐる門・星・神を見る

場所はこの画面の中だけで計算に使い、どこにも送信しません。

奇門遁甲とは

中国の古い占術で、時間ごとに盤を作り、8つの方角にどんな「門」「星」「神」がめぐっているかで、その方角へ動くときの良し悪しを見ます。盤は2時間(1刻)ごとに変わり、同じ時間なら誰が見ても同じ盤です。九星気学のように生まれた年で人ごとに変わることはありません。

盤の作り方には流派があり、このページは、日本の本やサイトでも使われている透派の立向盤(時盤)で出しています。流派が違うと、同じ時間でもまったく別の盤になることがあります(下の「計算のしかた」)。

奇門遁甲とは? 盤のしくみと、九星気学との違い(読みもの)

生まれた時刻の盤(終身局)を見る

盤の読み方

ひとつのマスには、八門(いちばん大きな字)・九星・八神と、天盤・地盤の干が入っています。方角の良し悪しは、まず八門を見るのが基本です。九星はあまり重視しないという解説もあります。吉凶の分け方は、いくつかの解説で共通するところを載せ、分かれるところは「説が分かれる」としています。

八門

NARUTOの「八門遁甲」の8つの門も、同じ名前です。並び順や意味を比べた読みもの

九星

八神

ひとことの意味は、解説を読み比べて重なるところを短くまとめたものです。この盤だけで方角の吉凶を決める判定(点数など)は流派で違うため、このページでは出していません。

計算のしかた(出典つき)

盤

  • 時家奇門の転盤です。局数から地盤(戊己庚辛壬癸丁丙乙)を並べ、時の干支から値符(九星)と値使(八門)を回し、八神を置きます。中央の天禽星は南西(坤宮)に寄せています。
  • 局数は透派の立向時盤の決め方です。冬至・夏至の日に一番近い「上元の符頭」(甲子・己卯・甲午・己酉の日)から15日ずつを1つの節気とし、2時間ごとに局が1つずつ進みます(陽遁は順、陰遁は逆)。冬至から次の夏至までの間が195日になるときは、最後の15日を「閏芒種」「閏大雪」として同じ節気をもう一度使います。
  • きつねの奇門遁甲(透派・立向盤)の公開している時盤と、2019〜2025年の2,616刻で、局数・節気・干・九星・八門・八神のすべてが一致することを確かめています。同サイトの局数表の解説には「甲子日が起点、240日の閏」とありますが、実際の盤は上の決め方で出ています。
  • 陰遁では、白虎を勾陳、玄武を朱雀と書いています(透派の書き方)。
  • 1日は23時(真太陽時)から始まります。23時からの子の刻は、次の日の干支で数えます。

時刻

  • 時刻は、選んだ場所の真太陽時(太陽が真南に来る時刻を正午とする時刻)で数えます。時計の時刻とは、場所と季節によって数十分ずれます(今日の東京なら約30分)。そのため刻の切り替わりは、時計で見るとちょうどの時刻になりません。表示している時刻は、その場所の時計の時刻です。
  • 節気と太陽の位置は天文計算(astronomy-engine)で出しています。都市の位置は GeoNames(CC BY 4.0)です。

流派について

  • 局数の決め方には、透派のほか、置閏法(5日ごと、節気の切り替えは符頭を待つ)や拆補法(5日ごと、節気の時刻で切り替える。中国のアプリに多い)があります。2026年10月〜2027年10月の2時間ごとの盤で比べると、透派と拆補法で盤がまるごと同じになるのは7%、透派と置閏法で17%でした。

吉凶の分け方

  • 八門・九星・八神の吉凶は、きつねの奇門遁甲「象意と格局」、黒門『増補改訂版 成功をつかむ究極方位 奇門遁甲』(説話社)の点数表、Master Sean Chan を読み比べました。天柱星は小吉とする解説と凶とする解説があるため「説が分かれる」にしています。

占いの結果は、出来事を約束するものではありません。