アストロマップを作ってみたものの、線がたくさん並んでいて、どこから見ればいいか分からない。そんなときのための記事です。
アストロマップが何か(4本の線の意味、星ごとの性質、考えた人)は「アストロマップとは?」で説明しています。ここでは、自分の地図を実際に読むときの順番を、6つの手順にまとめました。
- 出生時刻を確かめる
- 気になる場所と、線との距離を見る
- 「星」と「線」を組み合わせて読む
- 目的で、見る線を変える
- 旅行か、住むかで分ける
- いつ行くかは、サイクロで見る
この記事のポイント
- 読む前に、出生時刻が分単位で分かっているかを確かめる
- 線は真下がいちばん強く、離れるほど弱くなる。まず距離を見る
- 「星(何が)」×「線(どの場面で)」を一文にして読む
- 目的と、旅行か住むかで、良い線・気をつけたい線が入れ替わる
出生時刻を確かめる
読む前に、まず出生時刻がどれくらい正確かを確かめます。
- 地球は約24時間で1回転するので、線は4分で経度1°ずつ動く
- 東京のあたりの緯度では、経度1°は約90km
- 時刻が15分ずれると、線は300km以上動く
母子手帳などに、分単位の時刻が書いてあることがあります。
注意
「朝のうち」「夕方ごろ」くらいしか分からない場合は、線の位置そのものが数百km単位でずれます。その場合は、線の近い・遠いを細かく読み分けないほうが安全です。
出生時間を割り出すレクティフィケーションとは
出生時刻が分からない・あやしいときに、占星術で時刻を割り出す方法をレクティフィケーション(レクティファイ)と呼びます。
- 進学・結婚・引っ越し・身内の不幸など、これまでの出来事の時期を集める
- 時刻を少しずつ変えたホロスコープで、出来事の時期と星の動きが合う時刻を探す
- 使う技法は、ソーラーアーク・進行図・トランジットなど
ただし、出た時刻は確かめようがありません。後から本当の記録が見つからない限り、推定のままです。
- 使う技法が占星術家ごとに違うので、人によって違う時刻が出ることがある
- 母子手帳などに記録がある場合は、記録を捨てずに、どちらの時刻でも地図を見比べてみる
アストロマップは時刻で線が大きく動くので、レクティフィケーションした時刻で見るときは、そのことを頭に置いておいてください。
気になる場所と、線との距離を見る
次に、行きたい場所・住みたい場所の近くに、どの線が通っているかを見ます。
線は、真下がいちばん強く、離れるほど弱くなると考えます。ここはどの解説も同じです。
このサイトのアストロマップでは、場所を押すと、500km以内の線が強さの★つきで出ます。
表で見る
| 線からの距離 | 強さの目安 |
|---|---|
| 0〜100km | ★★★ |
| 100〜300km | ★★ |
| 300〜500km | ★ |
- 距離は、その緯度での東西の距離
- 何km先まで効くかは、本によって約240kmから1000km以上まで違う。どれも経験から言われている数字で、統計で確かめたものではない
ポイント
まずは★★★・★★の線だけを見るのがおすすめです。★の線まで全部読もうとすると、どの場所にも何かしらの線があり、読み分けられなくなります。
「星」と「線」を組み合わせて読む
近くの線が分かったら、星と線の種類を組み合わせて、一文にします。
- 星が「何が起きるか」(金星なら愛・楽しみ、土星なら責任・試練)
- 線の種類が「人生のどの場面で」(ASC=自分、DSC=相手、MC=仕事、IC=家)
組み合わせの例
- 金星 IC
家で穏やかに過ごせる。住まいが見つかりやすい - 木星 MC
仕事の努力が、まっすぐ実を結びやすい - 火星 MC
強い意志で目標を形にする。上司やライバルとぶつかることも - 土星 DSC
人との関係を見つめ直す。気楽ではないが、長く続く関係にも
星と線の意味を1つずつ組み合わせると、このような一文になります。
重い星の線=悪い場所、ではない
火星・土星・冥王星などの「重い星」の線も、解説を読むと、良い面と大変な面が両方書かれていることが多いです。
- 土星:重く、時間がかかる。そのかわり、時間をかければ報われる、と書く解説が多い
- 火星:休むには向かない。でも、勝負する・頑張る場所としては力になる
「重い線が通っているから行かない」と決める前に、その線の両面を読んでみてください。
目的で、見る線を変える
同じ地図でも、何をしに行くかで、注目する線が変わります。線の種類ごとに、扱う場面が決まっているからです。
表で見る
| 目的 | 主に見る線 |
|---|---|
| 恋愛・結婚 | DSC |
| 仕事・挑戦 | MC |
| 休む・暮らす | IC |
それぞれ、解説で良いとされることが多い線と、気をつけたいとされる線は次のとおりです。
- 恋愛・結婚
良い:金星DSC・木星DSC
気をつけたい:火星DSC・天王星DSC・海王星DSC・冥王星DSC・キロンDSC - 仕事・挑戦
良い:木星MC・太陽MC・金星MC・水星MC・火星MC
気をつけたい:キロンMC - 休む・暮らす
良い:金星IC・木星IC・太陽IC・月IC
気をつけたい:火星・天王星・キロンの線
ポイント
目的によって、良し悪しが入れ替わる線があります。たとえば火星MCは、仕事で勝負したい人には良い線ですが、のんびり休みたい旅には向きません。
旅行か、住むかで分ける
同じ線でも、数日の旅行と何年も住むのとでは、受け止め方が変わる、と書く解説があります。
- 木星
旅行:行く価値あり
住む:手を広げすぎ・使いすぎに注意 - 天王星・海王星・冥王星
旅行:訪れて、離れる線
住む:住む線ではない、とする人が多い - 土星
旅行:気楽には過ごしにくい
住む:抜け出しにくい。ただ、仕事や結婚は長く続く - 金星IC・木星IC
旅行:心地よい
住む:住まい・家族に良い
- 「旅行なら楽しい線」と「住むなら良い線」は、同じとは限らない
- 何日から「長く住む」になるか、をはっきり書いた解説は見つかりませんでした
いつ行くかは、サイクロで見る
アストロマップは、生まれつきの地図です。一生変わりません。
「その場所に、いつ行くと良いか」を見るのが、時期の地図「サイクロ」です。生まれたあとの星の動きで、線が少しずつ動きます。
- 読み方は、生まれつきの地図と同じ(金星なら愛・楽しみ、MCなら仕事)
- ただし「この場所は〜」ではなく、「この時期に、ここで〜が表に出る」と読む
- 考案者のジム・ルイスは、サイクロは生まれつきの地図とセットで見るもの、と説明しています
このサイトのアストロマップでは、地図を作ったあとの「02 時期でも見る」から、行き先を決めて時期を探すことも、日程を決めて行き先を探すこともできます。
まとめ
- 読む前に、出生時刻が分単位で分かっているかを確かめる。4分ずれると、線は約90km動く
- 線は真下がいちばん強い。まず★★★・★★(300km以内)の線から見る
- 「星(何が)」×「線(どの場面で)」を一文にする。重い星の線にも良い面がある
- 恋愛はDSC、仕事はMC、暮らしはIC。旅行か住むかでも、良い線は入れ替わる
あなたの地図は、アストロマップのページで生年月日・出生時刻・出生地から作れます。場所を押すと、近くの線と★の強さ、線の解説が出ます。
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