星と暦の研究室

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読みもの

西洋占星術の基本

アストロマップの読み方 ― 自分の地図を6つの手順で見る

公開 2026.10.13 読む目安 約6分

アストロマップを作ってみたものの、線がたくさん並んでいて、どこから見ればいいか分からない。そんなときのための記事です。

アストロマップが何か(4本の線の意味、星ごとの性質、考えた人)は「アストロマップとは?」で説明しています。ここでは、自分の地図を実際に読むときの順番を、6つの手順にまとめました。

  1. 出生時刻を確かめる
  2. 気になる場所と、線との距離を見る
  3. 「星」と「線」を組み合わせて読む
  4. 目的で、見る線を変える
  5. 旅行か、住むかで分ける
  6. いつ行くかは、サイクロで見る

この記事のポイント

  • 読む前に、出生時刻が分単位で分かっているかを確かめる
  • 線は真下がいちばん強く、離れるほど弱くなる。まず距離を見る
  • 「星(何が)」×「線(どの場面で)」を一文にして読む
  • 目的と、旅行か住むかで、良い線・気をつけたい線が入れ替わる

出生時刻を確かめる

読む前に、まず出生時刻がどれくらい正確かを確かめます。

日本の地図に、東京を通るMCの線と、出生時刻が15分はやい・おそい場合の線を描いた図。15分で線は東西に約340km動く。遅く生まれるほど西へずれる
MC の線の例です。ほかの線も同じように動きます

母子手帳などに、分単位の時刻が書いてあることがあります。

注意

「朝のうち」「夕方ごろ」くらいしか分からない場合は、線の位置そのものが数百km単位でずれます。その場合は、線の近い・遠いを細かく読み分けないほうが安全です。

出生時間を割り出すレクティフィケーションとは

出生時刻が分からない・あやしいときに、占星術で時刻を割り出す方法をレクティフィケーション(レクティファイ)と呼びます。

  • 進学・結婚・引っ越し・身内の不幸など、これまでの出来事の時期を集める
  • 時刻を少しずつ変えたホロスコープで、出来事の時期と星の動きが合う時刻を探す
  • 使う技法は、ソーラーアーク・進行図・トランジットなど

ただし、出た時刻は確かめようがありません。後から本当の記録が見つからない限り、推定のままです。

  • 使う技法が占星術家ごとに違うので、人によって違う時刻が出ることがある
  • 母子手帳などに記録がある場合は、記録を捨てずに、どちらの時刻でも地図を見比べてみる

アストロマップは時刻で線が大きく動くので、レクティフィケーションした時刻で見るときは、そのことを頭に置いておいてください。

気になる場所と、線との距離を見る

次に、行きたい場所・住みたい場所の近くに、どの線が通っているかを見ます。

線は、真下がいちばん強く、離れるほど弱くなると考えます。ここはどの解説も同じです。

このサイトのアストロマップでは、場所を押すと、500km以内の線が強さの★つきで出ます。

線からの距離と強さの図。星の線を中心に、東西それぞれ0〜100kmが★★★、100〜300kmが★★、300〜500kmが★。真下がいちばん強く、離れるほど弱い
表で見る
線からの距離強さの目安
0〜100km★★★
100〜300km★★
300〜500km★

ポイント

まずは★★★・★★の線だけを見るのがおすすめです。★の線まで全部読もうとすると、どの場所にも何かしらの線があり、読み分けられなくなります。

「星」と「線」を組み合わせて読む

近くの線が分かったら、星と線の種類を組み合わせて、一文にします。

組み合わせの例

星と線の意味を1つずつ組み合わせると、このような一文になります。

重い星の線=悪い場所、ではない

火星・土星・冥王星などの「重い星」の線も、解説を読むと、良い面と大変な面が両方書かれていることが多いです。

「重い線が通っているから行かない」と決める前に、その線の両面を読んでみてください。

目的で、見る線を変える

同じ地図でも、何をしに行くかで、注目する線が変わります。線の種類ごとに、扱う場面が決まっているからです。

目的ごとに見る線の図。空の4つの点のうち、真上のMCが仕事・評判、昇るASCが自分・体、沈むDSCが恋愛・相手、真下のICが家・暮らし
表で見る
目的主に見る線
恋愛・結婚DSC
仕事・挑戦MC
休む・暮らすIC

それぞれ、解説で良いとされることが多い線と、気をつけたいとされる線は次のとおりです。

ポイント

目的によって、良し悪しが入れ替わる線があります。たとえば火星MCは、仕事で勝負したい人には良い線ですが、のんびり休みたい旅には向きません。

旅行か、住むかで分ける

同じ線でも、数日の旅行と何年も住むのとでは、受け止め方が変わる、と書く解説があります。

いつ行くかは、サイクロで見る

アストロマップは、生まれつきの地図です。一生変わりません。

「その場所に、いつ行くと良いか」を見るのが、時期の地図「サイクロ」です。生まれたあとの星の動きで、線が少しずつ動きます。

このサイトのアストロマップでは、地図を作ったあとの「02 時期でも見る」から、行き先を決めて時期を探すことも、日程を決めて行き先を探すこともできます。

まとめ

あなたの地図は、アストロマップのページで生年月日・出生時刻・出生地から作れます。場所を押すと、近くの線と★の強さ、線の解説が出ます。

アストロマップで、あなたの星の線を見る

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