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五星三心占いとは?命数と12タイプ、運気のしくみ

公開 2026.10.14 更新 2026.10.15 読む目安 約10分

五星三心(ごせいさんしん)占いは、ゲッターズ飯田さんの占いです。

「金の鳳凰座」「銀のイルカ座」のように、生年月日から12のタイプを出し、性格や運気を読みます。毎年秋に、タイプ別の年運の本が出ています。

ゲッターズ飯田さんと五星三心のあゆみ
  • 1975年:静岡県に生まれる。大学のころから占いを独学で勉強する
  • 1999〜2005年:お笑いコンビ(のちの「ゲッターズ」)で活動。解散後、占い師として活動を始める
  • 2015年:五星三心占いの最初の年運本(2016年版)が出る
  • 2021年版から:12タイプ別の12冊で出るようになる
  • 2021年・2022年:オリコンの年間ランキングの作家別で1位(2021年は148.3万部、2022年は122.4万部)
  • 今:毎年9月中旬に年運の本が出ると、本の取次のトーハンの週間ランキングで上位に何冊も並ぶ。2026年9月のある週は、総合の20位までのうち12冊が五星三心だった

テレビなどに出るときは、赤い仮面を着けています。自分の占いで「顔は出さない方がいい」と出たためです。

人気の占い師はどんな占術をつかってる?では、5人の占いの土台をまとめて紹介しました。この記事では、五星三心をもう少しくわしく見ていきます。

  • 「命数」と12タイプの出し方
  • 運気の12年と、乱気・裏運気の決まり方
  • 六星占術と共通するところ
  • 五星三心ならではの工夫

公式の無料占いや本に出ている結果を、伝統の占いの計算と照らし合わせて確かめました。

この記事のポイント

  • 6つの星座は、生まれた日の干支で決まる算命学の「天中殺」のグループ
  • 命数の一の位は、四柱推命の「通変星」。金と銀は生まれ年の偶数・奇数
  • 乱気・裏運気の2年は天中殺の2年と重なり、金は1年早く来る

五星三心占いの全体像

名前の「三心」は、星座を2つずつ組にした3つ(天・海・地)を指します。

7万人以上を無料で占ってきた経験から生まれた占いです(本人談)。

命数の出し方

命数は2けたの数字です。十の位と一の位が、別々の決まりで出てきます。

五星三心占いの命数の出し方の図。1990年3月25日生まれの例。生まれた日の干支は己丑で、10日ずつのまとまりでは甲申から癸巳の10日に入るので鳳凰座、十の位は2。日の十干の己と、生まれ月の卯の蔵干の乙から、通変星は偏官で、一の位は7、5つの欲では権力・支配欲。1990年は偶数で陽なので金。命数27、金の鳳凰座
例の生年月日は架空のものです

十の位は、天中殺のグループ

日にちには、年や月と同じように干支(甲子・乙丑…の60通り)が割り当てられています。

この60の干支を、甲子から10日ずつ6つに分けたまとまりが、6つの星座です。算命学では、このまとまりごとに天中殺(運気が不安定になるとされる2つの十二支)が決まっていて、星座と天中殺はそのまま対応します。

星座命数天中殺
羅針盤座1〜10戌亥
インディアン座11〜20申酉
鳳凰座21〜30午未
時計座31〜40辰巳
カメレオン座41〜50寅卯
イルカ座51〜60子丑

六星占術の6つの星人も、同じ分け方です(あとで説明します)。

一の位は、通変星

一の位は、四柱推命の通変星(つうへんせい)です。通変星は、生まれた日の十干と、ほかの十干との関係を10通りに分けたものです。

五星三心では、生まれた日の十干と、生まれた月の十二支にふくまれる十干(蔵干)の関係を見ます。

一の位通変星5つの欲
1・2比肩・劫財自我欲
3・4食神・傷官食欲・性欲
5・6偏財・正財金欲・財欲
7・8偏官・正官権力・支配欲
9・0偏印・印綬創作欲

通変星を2つずつまとめ、それぞれの意味をふだんの言葉の「欲」に言い換えています。

月の十二支の「蔵干」とは

十二支には、それぞれいくつかの十干がふくまれていると考えます。これを蔵干(ぞうかん)といいます。

  • 卯なら甲と乙、辰なら乙・癸・戊、のように1〜3つ
  • どれを使うかは、その月の節入り(二十四節気の立春・啓蟄・清明…)から何日目に生まれたかで決まる
  • 五星三心の命数は、節入りの翌日を1日目として数えたときの区切りと合う

切り替えの日数は、流派によって少しずつ違います。

ネットの早見表には、日の干支だけで命数を出していて、一の位が公式と違うものもあります。

金と銀は、生まれ年の偶数・奇数

3つの命数

本には、命数を3つ出す見方も出てきます。ふだん使うのは2番目の命数です。

  • 第1の命数:生まれた年の十二支の蔵干から出す(年は立春で区切る)
  • 第2の命数:生まれた月の十二支の蔵干から出す(ふだんの命数)
  • 第3の命数:生まれた日の十二支の蔵干から出す

十の位は3つとも同じで、一の位だけが変わります。

運気の12年と裏運気

五星三心の運気は、12年で決まった順番に回ります。

  1. 幸運
  2. 開運
  3. ブレーキ
  4. 乱気
  5. 裏運気
  6. 整理
  7. チャレンジ1年目
  8. チャレンジ2年目
  9. 健康管理
  10. リフレッシュ
  11. 解放
  12. 準備

五星三心でいちばん注意が必要な時期が、乱気と裏運気の2年です。

乱気・裏運気の年は、天中殺

乱気と裏運気の年は、算命学の天中殺の年と重なります。12年の運気が、十二支の12年と組になっているためです。

五星三心占いの運気の12年の図。銀の鳳凰座の例。2023年幸運、2024年開運、2025年ブレーキ、2026年乱気、2027年裏運気、2028年整理、2029年チャレンジ1、2030年チャレンジ2、2031年健康管理、2032年リフレッシュ、2033年解放、2034年準備。乱気と裏運気の2年が、算命学の天中殺の午と未の年と重なる

天中殺がいつ来るかが分かれば、12年の運気はすべて決まります。

2023年以降で、最初に来る乱気・裏運気の年は次のとおりです(左が乱気、右が裏運気の年)。

どの星座も、12年ごとに同じ年回りがくり返します(金の時計座なら、次は2035・2036年)。

月と日の運気も、同じ順番

注意が必要な月・日の名前は、この計算どおりに出てきます。

一方で、幸運・開運などのよい月・よい日の名前は、ときどき別の名前に入れ替わります。たとえば、乱気・裏運気の月のあいだは、よい日がすべて「運気の影響がない日」になります。ほかの入れ替えの決まりは分かっていません(下の「解明できていないこと」)。

裏運気は「裏の自分」が出る年

五星三心では、裏運気の時期に、ふだんとは反対の性格が出ると考えます。本には、タイプごとに「裏」のタイプが載っています。

六星占術と共通する形

五星三心の骨組みは、細木数子さんの六星占術と共通しています。

六星占術五星三心
6つのタイプ星人星座
もとの考え空亡天中殺
2つに分ける+・−金・銀
分け方年の陰陽年の陰陽
年の区切り1月1日1月1日
運気12年12年
注意の時期3年2年
陽の年1年早い1年早い

五星三心は、この形に通変星(5つの欲)を足して、60通りの命数にしています。

12年の運気の名前をならべると

六星占術と五星三心の12年を、天中殺に対する位置で並べると、次の名前どうしが同じ位置にあります。意味まで同じかは分かりません。

  • 陰影 = 乱気
  • 停止 = 裏運気
  • 減退 = 整理
  • 種子・緑生 = チャレンジ1年目・2年目
  • 立花 = 健康管理
  • 健弱 = リフレッシュ
  • 達成 = 解放
  • 乱気 = 準備
  • 再会 = 幸運
  • 財成 = 開運
  • 安定 = ブレーキ

六星占術にも「乱気」という名前がありますが、五星三心の乱気とは違う位置にあります。

解明できていないこと

ここまでの計算で、命数と12タイプ、乱気・裏運気の年・月・日は出せます。一方で、次のことは分かっていません。

よい日・よい月の名前の入れ替え

金が1年早い理由

一部の月の、蔵干が切り替わる日

確かめていないこと

ご存じの方は、ご意見・ご要望からぜひ教えてください。

推測

伝統と工夫

ここからは推測です。

計算の骨組みは、伝統の占いの基礎でできています。

どれも、算命学や四柱推命で最初に習う基礎です。

そのうえで、五星三心ならではの工夫があります。

いつ運気が落ちるかは天中殺の計算(金を1年ずらすのは六星占術と同じ)、どんな人か・どう過ごすかの説明は本人の経験から、という作りと言えそうです。

まとめ

ほかの人気の占いの土台は、人気の占い師はどんな占術をつかってる?にまとめています。

九星気学で、本命星と今年の運勢を見る

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