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東洋の暦と方位

宝くじと吉方位売り場の方角を選ぶ4つの占い

公開 2026.10.15 読む目安 約7分

宝くじを買うとき、売り場の方角を気にする人がいます。

「吉方位の売り場で買う」と一口に言っても、使う占いによって、方角の決め方はまったく違います。

この記事では、

  • 当せん者が実際に何にこだわったか
  • 方角の決め方4つ(九星気学・奇門遁甲・恵方・風水)
  • 方角よりよく使われている「買う日」

を順に見ていきます。

この記事のポイント

  • 宝くじに方角を使う方法は、九星気学・奇門遁甲・恵方・風水の4つに分かれる
  • 九星気学では、買う日は日盤で売り場を選び、運気は年盤・月盤の吉方旅行で上げる
  • 当せん者が方角よりこだわったのは「買う日にち」。大安や一粒万倍日がよく使われる

当せん者のこだわり

宝くじの公式サイトに、1,000万円以上の当せん者540人へのアンケートが載っています(令和6年度)。

買うときにこだわったこと(複数回答)は、次のとおりでした。

こだわったこと人数
連番・バラの割合112人(20.7%)
買う日にち79人(14.6%)
高額当せん売り場67人(12.4%)
売り場の雰囲気61人(11.3%)
売り場の方角10人(1.9%)

「売り場の方角」は10人、「買う日にち」は79人です。当せん者のあいだでは、方角より日にちを選ぶ人のほうが多かったことになります。

ゲン担ぎでは「お参りにいく」が74人(13.7%)でいちばん多く、買った宝くじの置き場所は「神棚・仏壇」が135人(25.0%)でいちばん多くなっていました。

方角の決め方は4つ

宝くじに方角を使う方法は、大きく4つに分かれます。

占い方角の決め方人ごとに
九星気学本命星と日にち変わる
奇門遁甲2時間ごとの盤同じ
恵方その年の十干同じ
風水家の中の方角同じ

この4つの中で、自分の吉方位が人ごとに違うのは九星気学だけです。

九星気学で売り場選び

九星気学(きゅうせいきがく)は、生まれ年の星(本命星)と、年・月・日ごとに動く9つの星の位置で、方角の吉凶を見る占いです。

宝くじに使う方法を解説しているサイトでは、次の2段がよく出てきます。

  1. 運気を上げる:年盤と月盤の両方で吉方位になる方角へ、3泊4日以上の旅行(吉方旅行)をしておく
  2. 買う日:その日の日盤で吉方位になる方角の売り場へ行って買う

日盤は、1日ごとに変わる盤です。日帰りのおでかけを日盤で見るのは、九星気学の本でも同じです。ある本では、日帰りの「吉方おでかけ」の力を10とすると、吉方旅行は100ほどと例えています。

3ステップで売り場を選ぶ

このサイトの九星気学の吉方位ツールで、そのまま調べられます。

  1. 生年月日と家の場所を入れる
  2. 03の「日程 → どの方角?」で、買う日・日帰り・200km未満を選ぶ
    「旅行・引越しの吉方位」の欄です。近場の日帰りなので、日盤で判定されます
  3. 「吉の方角」に出た方角の売り場で買う
    地図で売り場の場所を押すと、その場所の方角と吉凶が出ます

宝くじの星は六白。ただし毎日動く

九星気学の本では、宝くじや勝負事と縁があるのは六白(ろっぱく)という星です。その日に六白が入った吉方位へ出かけると、宝くじや賭け事にツキがあるとしています。反対に五黄が入った方角は、くじも凶です。

六白のもとの位置は北西です。でも、星は毎日、別の方角へ動きます。その日、六白がどこにいるかは、日盤を見ないと分かりません。

例として、2026年10月20日の日盤を出してみます(このサイトで計算)。

九星気学で宝くじの売り場の方角を見る例。2026年10月20日の日盤の図。南が上。中央は三碧で、六白は北東に回っている。西は五黄殺と破、東は暗剣殺で、誰にとっても凶
2026年10月20日の日盤。六白は北東にいる

売り場の方角は、その日の盤で確かめるのが九星気学のやり方です。

自分の吉方位は、何を起点に測る?

日帰りのおでかけでは、前の夜に寝泊まりした場所を起点にする、と書いている本があります。距離も短くてよく、徒歩の範囲でもかまわないとしています。前の夜に家以外に泊まったときは、ツールの03の「出発地」を泊まった場所に変えてください。

奇門遁甲:時間で選ぶ

奇門遁甲(きもんとんこう)は、2時間ごとに作る盤で、出かける方角を選ぶ方位術です。九星気学と違って、同じ時間なら誰が見ても同じ盤になります。

日本では、女性誌で風水師のほへとさんが、奇門遁甲を使った年末ジャンボの「買いどきカレンダー」を出していました。使い方は2つです。

目安は「自宅から2キロ以上、できれば1時間ほど」としています。

中国では「傷門」の方角へ
  • 古典の『奇門遁甲統宗』に、傷門は狩りや借金の取り立て、博戯(賭け事)などに向く、という一文がある
  • 傷門は、ふだん良いとされる三つの門(休門・生門・開門)には入らない。それでも、賭け事などには向くとしている
  • 中国語のサイトには「宝くじは傷門の方角へ買いに行く」という説明がよく載っている。ほとんど同じ文が複数のサイトにあり、元は奇門の盤を出すソフトの解説文だったと見られる
  • 賭け事は「財を得ること」だとして、生門を見る流派もある

ポイント

奇門遁甲の盤のしくみは奇門遁甲とは?、いまこの時間の盤は奇門遁甲の今の盤で見られます。

恵方:誰でも同じ方角

恵方(えほう)は、その年の縁起のよい方角です。歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角とされ、節分の恵方巻きの「恵方」もこれです。

恵方は、その年の十干で決まり、4つの方角のどれかになります。

西暦の下1桁恵方
4・9東北東
0・5西南西
1・3・6・8南南東
2・7北北西

2026年は南南東、2027年は北北西です。

九星気学と違って、誰にとっても同じ方角なのが特徴です。雑誌では、皇居や富士山など、その土地のシンボルから見て恵方にある売り場を紹介した例もあります。

風水:家の中の方角

風水で宝くじに方角を使うときは、売り場より家の中の方角の話が中心です。

「西に黄色」で知られる風水家のDr.コパさんは、宝くじについて次のように書いています。

北西を勝負と結びつけるところは、九星気学の六白(もとの位置が北西)と同じです。

方角より多い「買う日」

当せん者のアンケートでは、方角より買う日にこだわった人のほうが多くいました。よく使われるのは、大安・一粒万倍日・天赦日・寅の日といった暦の吉日です。

暦の吉日は、誰にとっても同じ日です。九星気学の吉方位のように、本命星で人ごとに変わることはありません。

両方を合わせる使い方もあります。上で紹介したほへとさんのカレンダーも、大安・一粒万倍日などの吉日と、奇門遁甲の吉方位を1つにまとめたものでした。

ポイント

大安や一粒万倍日がどう決まるかは、大安や一粒万倍日はどう決まる?で説明しています。

解明できていないこと

ご存じの方は、ご意見・ご要望からぜひ教えてください。

まとめ

宝くじを買いに行く日の吉方位は、九星気学の吉方位ツールの「日程 → どの方角?」で見られます。

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