星と暦の研究室

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東洋の暦と方位

宝くじが当たる人の習慣ゲン担ぎ、買う日、売り場、保管場所

公開 2026.10.17 読む目安 約11分

宝くじを当てたい。そう思ったとき、みんなは何をしているのでしょうか。

宝くじの公式サイトには、1,000万円以上の当せん者540人へのアンケート(令和6年度)が載っています。これを見ると、当せん者の9割弱が、何かしらのゲン担ぎをしていました。

この記事では、アンケートの答えを入り口に、

  • 運気を上げる行動
  • 運気を上げるグッズ
  • 買う日
  • 買う場所
  • 買ったあとの保管場所

を、風水や占い、昔からの信仰の考え方といっしょに見ていきます。

この記事のポイント

  • 当せん者の9割弱がゲン担ぎをしていて、いちばん多いのは「お参り」
  • 掃除、黄色、招き猫、白蛇など、運気を上げる行動とグッズには風水や信仰の考え方がある
  • 買う日は、だれにでも同じ暦の吉日と、四柱推命の財星などで見る「自分の運気の良い日」の2通り

当せん者のゲン担ぎ

アンケートで「ゲン担ぎで行ったこと」(複数回答)を聞いた結果です。

宝くじの当せん者がしたゲン担ぎの棒グラフ。1,000万円以上の当せん者540人、複数回答。お参りにいく74人がいちばん多く、良い事があった時に購入59人、トイレや部屋の掃除44人、開運グッズを購入20人、特定の色を持つ19人、悪い事があった時に購入10人、特定の食事をする5人
宝くじ長者白書(令和6年度)のゲン担ぎ
表で見る
ゲン担ぎ人数
お参りにいく74人
良い事があった時に購入59人
トイレや部屋の掃除44人
開運グッズを購入20人
特定の色を持つ19人
悪い事があった時に購入10人
特定の食事をする5人
その他240人

アンケートでは、ゲン担ぎのほかに「買うときにこだわったこと」「宝くじの保管場所」なども別の質問で聞いています。この記事の後半で、その答えも見ていきます。

運気を上げる行動

まずは、ふだんの行動でできることです。

お参りに行く

当せん者のゲン担ぎで、いちばん多かったのがお参りでした(74人)。

ジャンボ宝くじが発売されるたびに、当せんを願う人が訪れる神社があります。佐賀県唐津市の高島にある宝当神社(ほうとうじんじゃ)です。

金運のお参りでは、鎌倉の銭洗弁天(ぜにあらいべんてん)も知られています。正式な名前は銭洗宇賀福神社です。境内の岩屋にある銭洗水でお金を洗うと金運に恵まれるという信仰が、辞典にも載っています。

トイレと窓を磨く

ゲン担ぎの3番目はトイレや部屋の掃除(44人)でした。風水では、掃除を金運の土台と考えます。

玄関に風、部屋に火

掃除のほかに、気の流れを動かす工夫もあります。

変化があったときに買う

アンケートでは、「良い事があった時に購入」が59人、「悪い事があった時に購入」が10人いました。

李家さんも、買うタイミングとして自分に起きた変化をあげています。良い変化だけでなく、ひどい風邪やもらい事故のような悪い変化のときも、宝くじには良いタイミングだそうです。

運気を上げるグッズ

アンケートでは「開運グッズを購入」が20人、「特定の色を持つ」が19人でした。よく使われるグッズと、その由来を見ていきます。

黄色いもの

金運と結びつけられている色が黄色です。

招き猫

招き猫は、片方の前足を上げて人を招く格好をした猫の置き物です。辞典には、客や財宝を招く縁起物として、客商売の家で飾るとあります。

白蛇と蛇の抜け殻

蛇も、昔からお金と結びつけられてきた生き物です。

この「蛇・弁財天・お金」のつながりは、あとで出てくる巳の日にもつながっています。

ほかの定番

宝くじを買う日

ゲン担ぎとは別の「買うときにこだわったこと」(複数回答)という質問では、「買う日にち」が79人(14.6%)で2番目に多くなっていました(1番目は連番・バラの割合)。

買う日の選び方は、だれにでも同じ「暦の吉日」と、生年月日で人ごとに変わる「自分の運気の良い日」の2つに分かれます。

暦の吉日

よく使われるのは、大安・一粒万倍日・天赦日・寅の日・巳の日などの暦の吉日です。公式サイトも、吉日が4つ重なった2026年3月5日を「プレミアム開運日」と案内していました。

2026年の年末までの吉日は、次のとおりです(このサイトで計算)。

天赦日
12月16日
一粒万倍日
10月23・26日11月4・7・8・19・20日12月1・2・15・16・27・28日
大安
10月19・25・31日11月6・10・16・22・28日12月4・9・15・21・27日
寅の日
10月19・31日11月12・24日12月6・18・30日
巳の日
10月22日(己巳)11月3・15・27日12月9日、21日(己巳)

吉日の決まり方は、大安や一粒万倍日はどう決まる?で説明しています。

巳の日と弁財天

暦の吉日の中でも、巳の日は弁財天の縁日です。巳は十二支の蛇。上で見た白蛇と弁財天のつながりが、ここでも出てきます。

巳の日と弁財天のつながりの図。十二支の巳は蛇。白蛇は宇賀神としてまつられ、宇賀神は財の神の弁財天と同じと見られる。弁財天の縁日は巳の日で、なかでも己巳の日
巳から弁財天の縁日までの流れ

年末までの重なる日

では、巳の日とほかの吉日が重なるのはいつでしょうか。2026年の年末までなら、12月9日(大安・巳の日)と12月21日(大安・己巳の日)です。

ほかの吉日どうしが重なる日と、己巳の日も合わせると、次のとおりです。

日付吉日
10月19日(月)大安・寅の日
10月22日(木)己巳の日
10月31日(土)大安・寅の日
12月9日(水)大安・巳の日
12月15日(火)大安・一粒万倍日
12月16日(水)天赦日・一粒万倍日
12月21日(月)大安・己巳の日
12月27日(日)大安・一粒万倍日
シウマさんの「金三合の日」

琉球風水志のシウマさんは、十二支の丑(うし)・巳(み)・酉(とり)の3つを「金三合」と呼び、この3つの日に宝くじを買うようすすめています。3つがそろうと大きな財を生み、2つ、1つでも金運が上がる、としています。

三合は、十二支の組み合わせのしくみです。十二支を円に並べると、丑・巳・酉は正三角形になります。

金三合の図。十二支を時計回りに円に並べると、丑・巳・酉の3つは正三角形の頂点になる。この3つがそろうと金の局になる。点線は、ほかの三合(申子辰・寅午戌・亥卯未)
十二支の円と金三合

日の十二支は12日で一回りするので、丑・巳・酉の日は4日に1回やってきます。

自分の運気の良い日

一方で、宝くじ運と金運は別もの、と見る占い師もいます。李家幽竹さんは、宝くじに要るのは金運より「チャンス運」としていました。

ポイント

四柱推命の年運は四柱推命のツールで、偏財・正財の年が出ます。その日の木星や天王星の位置は、ホロスコープのトランジットで見られます。

宝くじを買う場所

「売り場を選んだ理由」の質問では、「いつも買っているから」が242人(44.8%)でいちばん多く、「出かけたついでに」が175人(32.4%)でした。「有名な売り場」は62人(11.5%)です。

宝くじの売り場で有名なのは、東京・銀座の西銀座チャンスセンターや、大阪の大阪駅前第4ビル特設売場です。どちらも高額当せんが多い売り場として知られ、西銀座ではジャンボの発売日に何百人もの行列ができます。

「買うときにこだわったこと」の質問で、売り場の方角をあげた人は10人(1.9%)でした。方角を使う人は少ないものの、九星気学・奇門遁甲・恵方・風水で、それぞれ決め方があります。なかでも九星気学は、生まれ年の本命星によって、吉方位が人ごとに変わります。

ポイント

売り場の方角の決め方は、宝くじと吉方位で、4つの占いごとにまとめています。

連番とバラ、当たりやすいのは?

「買うときにこだわったこと」の1位は、連番・バラの割合(112人、20.7%)でした。どちらも10枚で1セットで、連番は番号が続いた10枚、バラは続いていない10枚です。

2026年のハロウィンジャンボでは、1,000万枚ごとに1等が1本でした。1枚が1等になる確率は、連番でもバラでも1,000万分の1です(当せん金の表から計算)。違いは前後賞で、連番なら1等と前後賞がいっしょに手元に来やすくなります。

宝くじの保管場所

「宝くじの保管場所」の質問では、買ってから抽せんまで、宝くじをどこに置いたかを聞いています。

保管場所人数
神棚・仏壇135人(25.0%)
机の引き出し123人(22.8%)
カバン・ハンドバッグ64人(11.9%)
タンス56人(10.4%)
財布38人(7.0%)
冷蔵庫13人(2.4%)

当せん者の1位は神棚・仏壇でした。

ところが風水や占いの解説では、意見が分かれます。

解説では、西は金運の方角、北はお金を貯める方角とされています。神棚・仏壇に置くかどうかは、当せん者のやり方と、風水の解説で分かれるところです。

まとめ

売り場の方角までこだわりたい人は、宝くじと吉方位で、九星気学などの方角の選び方を見てみてください。

九星気学で、買う日の吉方位を見る

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